酸蝕歯
2021年8月5日
こんにちは!神保町ガーデン歯科です。
今日のテーマは酸蝕歯についてです。
みなさんは酸蝕歯をご存知ですか?
酸蝕歯は、歯周病、虫歯に次ぐ『第三の歯科疾患』として問題になっています。
酸蝕歯がある人の割合は26.1%…約4人に1人が酸蝕歯になっているという結果がでています。
〈酸蝕歯の症状〉
虫歯ではないのに、飲食物の酸などによって歯が解ける酸蝕歯は、
歯の着色や損耗によって見た目が悪くなったりするほか、放置していると
歯の表面のエナメル質が溶けた部分から虫歯になりやすくなるという影響もあります。
<酸蝕歯の特徴>
・歯の表面に小さなへこみが見られる
・詰め物や被せ物が外れやすくなる
・ペンライトなどで歯を照らすと一部が透けて見える
・冷たいものや熱いものに歯がしみる
<原因>
酸蝕歯の原因は飲食物などの酸に歯が長時間さらされることです。
歯の表面のエナメル質は、酸性度を示すpHの値が5.5以下になると溶けやすくなります。
そのため、酸性度の高い柑橘類やお酢、炭酸飲料などの飲食物を敏感にとっている方は注意が必要です…!!
<予防するには?>
・炭酸飲料などの酸性度の高い飲料を長時間口の中にためない
・酸性度の高い飲食物を口にしたら水でうがいする
・唾液の分泌が少なくなるスポーツの後や就寝前は酸性度の高い飲食物を控える
当院では、歯の表面にナノアパタイトを直接塗り込む、エナメルケアトリートメントケアもございます。
歯を滑らかにし、エナメル質(歯の表面)を守ります♪
熱中症対策として水分補給はとても大切ですが、炭酸飲料等の酸性度の高い飲み物を
多量に摂取するのは控えましょう!!
質問などございましたらお気軽にスタッフにお声かけ下さい。
Dental Hygienist