ホワイトニングとクリーニングってなにがちがうの?

皆さんこんにちは。
神保町駅から徒歩3分、神保町ガーデン歯科でございます。

 

今、歯科医院で人気の高い「ホワイトニング」と「クリーニング」。
このふたつの違いを正しく理解していますか?
歯をきれいにしたい、白くしたい、と思ったとき、どちらを選べばいいのでしょうか。

今回は、ホワイトニングとクリーニングの違いをご説明します。

 

ホワイトニングとは

ホワイトニングは、加齢や生活習慣によって蓄積された歯の黄ばみを、薬によって漂白する方法です。
着色物のみを分解し、歯本来の白さにするので自然な仕上がりになります。

歯科医院で使用するホワイトニング剤には、基本的に「過酸化水素」と呼ばれる物質が含まれています。
これは衣類の漂白に用いられる漂白剤にも含まれており、歯に対しても漂白作用があります。
ですから、「歯のホワイトニング=歯の漂白」と言うことができます。

歯のホワイトニングが有効となるのは、歯の中にまで浸透した汚れです。
例えば、喫煙習慣のある方は、ヤニなどの着色性物質が歯質の表面だけでなく、エナメル質の内部にまで入り込んでいるため、ブラッシングや歯科医院でのクリーニングでは落とすことが不可能です。
歯の内部の着色汚れは、ホワイトニング剤を作用させることで除去することが可能となります。
また、加齢による歯の着色や変色も同じ原理で取り除くことができます。

 

クリーニングとは

歯科医院で行うクリーニングでは、主に歯垢や歯石の除去が行われ、スケーラーなどの特殊な器具を使って歯や歯ぐきに付着した汚れを落とします。
また、専門的なクリーニングによってお口の中の汚れをきれいに取り除くことで、唾液の状態を改善することにもつながり、口臭予防やむし歯・歯周病のリスクを抑えることができます。

クリーニングでも歯をきれいに磨くため、歯の表面が白くなることがありますが、汚れを取り除くことによってお口の中の細菌をコントロールして、むし歯や歯周病のリスクを軽減するということが目的です。

 

同時施術もおすすめ

このように、ホワイトニングとクリーニングは仕組みも目的も異なります
そのため、どちらも行うことで相乗効果が期待できます。

クリーニングでプラークなど歯の表面の汚れをしっかりと落としてむし歯や歯周病などのリスクを減らし、きれいになった歯をクリーニングでさらに白くしていきます。
こうすることで、健康で白さが増した歯を手に入れることが可能です。

 

まとめ

最近は、クリーニングとホワイトニングの両方を行う方も増えています。
クリーニングはお口のトラブル予防として皆様に定期的に行っていただきたいものですが、ホワイトニングも行うことにより、きれいになった歯をより一層白くして美しくすることが可能です。
ご興味のある方は、当院までご相談ください。